Uber Eats配達の確定申告と経費の基本|副業の20万円ルール

確定申告と経費の基本|副業の20万円ルールも解説

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配達パートナーは会社に雇われているのではなく、個人事業主として働きます。そのため、税金の計算と申告は自分で行います。この記事では、最初に知っておきたい確定申告の基本を説明します。

この記事のポイント

  • 会社員の副業なら、所得が年20万円を超えると確定申告が必要
  • 所得は「売上 − 経費」で計算する
  • レシートと売上の記録を、ふだんから残しておく
机の上の電卓とノート

税金がかかるのは「所得」

税金の計算で使うのは、売上そのものではなく所得です。所得は、1年間(1月〜12月)の売上から、配達のためにかかった経費を引いた金額です。

確定申告が必要になる目安

確定申告に来た人

会社員が副業で配達している場合

給与を1か所から受けている人は、給与以外の所得の合計が年間20万円を超えると、確定申告が必要です。これが「20万円ルール」と呼ばれるものです。

なお、20万円以下で所得税の確定申告がいらない場合でも、住民税の申告は別に必要です。お住まいの市区町村に確認してください。

配達が本業の場合・学生や主婦(主夫)の場合

所得が、基礎控除などの所得控除の合計を超えると申告が必要になります。基礎控除の金額は税制改正で見直されているので、その年の金額を国税庁のサイトで確認してください。家族の扶養に入っている人は、扶養から外れる金額にも注意が必要です。

経費にできるものの例

項目例
車両に関する費用自転車やバイクの購入費、修理・整備代、ガソリン代、駐輪場代
配達用の道具配達バッグ、スマートフォンホルダー、モバイルバッテリー、ライト
通信費スマートフォンの通信料のうち、配達で使った分
衣類・装備レインウェア、ヘルメット、手袋
保険料配達のために入った保険の保険料

私用でも使うものは、配達で使った割合の分だけを経費にします。たとえばスマートフォンの通信料は、全額ではなく、仕事で使った割合で計算します。

ふだんから残しておく記録

  • 売上の記録:Uber Driver アプリやウェブの明細で、週ごとの売上を確認できます
  • レシート・領収書:経費の証拠になります。月ごとに封筒に分けるだけでも十分です
  • 振込の記録:配達用に口座を分けておくと、あとで整理が楽になります

申告の時期と方法

パソコンで確定申告をしている人

確定申告の期間は、原則として翌年の2月16日から3月15日までです。スマートフォンやパソコンから e-Tax で申告できます。

配達を継続して行うなら、開業届と青色申告の申請を出しておくと、税金の面で優遇を受けられる場合があります。

最低限の記録は、これだけでいい

帳簿と聞くと難しく感じますが、最初は次の3つを続けるだけで十分です。

  1. 週に1回、アプリの売上画面を見て、その週の売上をメモする
  2. 配達のために使ったお金のレシートを、月ごとの封筒に入れる
  3. 月末に、売上の合計と経費の合計をノートや表計算ソフトに書く

会計ソフトを使えば、レシートの写真や銀行口座の明細から自動で記録を作れます。配達を続けるつもりなら、早めに導入すると申告の時期が楽になります。くわしいつけ方は「経費の記録のつけ方」で説明しています。

よくある質問

レシートをなくしてしまったら、経費にできませんか?

レシートがなくても、日付・金額・支払先・内容を記録したメモを残しておけば、経費として説明できる場合があります。ただし、証拠としては弱くなるので、普段から保管する習慣をつけてください。

売上より経費のほうが多くて赤字でも、申告は必要ですか?

所得が出ていなければ、所得税の申告義務は生じないのが原則です。ただし、青色申告をしている場合は赤字を翌年以降に繰り越せるなど、申告したほうが有利なこともあります。

確定申告をしないと、どうなりますか?

申告が必要なのにしなかった場合、本来の税金に加えて、無申告加算税や延滞税がかかります。売上の記録は Uber 側にも残っているので、申告もれはあとからわかります。

まとめ

確定申告は、売上と経費の記録さえあれば、難しいものではありません。この記事は一般的な説明です。自分の場合にどうなるかは、税務署や税理士に確認してください。

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