黒ナンバーの取り方|軽自動車でUber Eats配達をするための手続き

黒ナンバーの取り方|軽自動車で配達するための手続き

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軽自動車で Uber Eats の配達をするには、事業用の「黒ナンバー」が必要です。むずかしそうに聞こえますが、手続きそのものは届出で、書類がそろっていれば早く終わります。この記事では、取得の条件から手続きの流れまでを説明します。

この記事のポイント

  • 運輸支局に届出をして、軽自動車検査協会でナンバーを交換する
  • 書類に不備がなければ、手続きは1日で終わる
  • 2025年4月から、安全管理者の選任と講習が必要になった

黒ナンバーとは

お金をもらって荷物を運ぶ仕事に軽自動車を使う場合、「貨物軽自動車運送事業」の届出が必要です。届出をした車には、黒地に黄色い文字の事業用ナンバープレートを付けます。これが黒ナンバーです。

Uber の公式ページでも、軽自動車で配達する場合は、黒ナンバーの車両を登録するよう案内されています。自家用の黄色いナンバーのままでは配達できません。

取得の条件

  • 軽自動車が1台以上あること(車検証の使用者が、届出をする本人であること)
  • 営業所、休憩する場所、車庫があること(自宅を営業所にできます)
  • 自賠責保険と任意保険に入っていること
  • 運送の約款と、運賃・料金を決めていること

以前は荷物用の軽貨物車(4ナンバー)に限られていましたが、2022年10月からは、ふつうの軽乗用車(5ナンバー)でも届出ができるようになりました。

必要な書類

提出先書類
運輸支局貨物軽自動車運送事業経営届出書
運輸支局運賃料金設定届出書と運賃料金表
運輸支局事業用自動車等連絡書
運輸支局車検証の写し
運輸支局貨物軽自動車安全管理者の選任届出書(講習の修了証を添付)
軽自動車検査協会運輸支局の確認を受けた事業用自動車等連絡書、車検証、今のナンバープレート

書類の様式や、追加で求められる書類は、運輸支局によって少し違います。行く前に、管轄の運輸支局のウェブサイトか電話で確認してください。

手続きの流れ

  1. 貨物軽自動車安全管理者の講習を受ける
  2. 届出の書類を用意する
  3. 管轄の運輸支局の窓口に提出し、確認済みの連絡書を受け取る
  4. 軽自動車検査協会で、車検証の書き換えとナンバープレートの交換をする
  5. 任意保険を、事業用の契約に切り替える
  6. Uber Driver アプリから、車両の書類を提出する

費用と日数の目安

項目目安
届出の手数料かからない
ナンバープレート代1,500円前後
手続きにかかる日数書類に不備がなければ1日
行政書士に代行を頼む場合数万円
講習と適性診断別に費用がかかる

2025年4月から始まった安全対策

軽貨物の事故が増えたことを受けて、2025年4月から、黒ナンバーで仕事をする人に新しい義務ができました。1人で1台だけの場合も対象です。

  • 貨物軽自動車安全管理者の選任:営業所ごとに1人を選び、届け出ます。1人で仕事をする場合は、自分を選任します
  • 講習の受講:選任の前に講習を受け、その後も2年ごとに定期の講習を受けます
  • 運転者への指導と適性診断:はじめて運転する人などは、適性診断を受けます
  • 業務の記録と事故の記録:業務の記録は1年間、事故の記録は3年間、保存します
  • 重大な事故の報告:国への報告が必要です

Uber の公式ページでも、軽自動車の登録には、講習の修了証明書と適性診断票の提出が求められています。

取得したあとに変わること

項目変化
軽自動車税自家用より安くなる
任意保険事業用の契約が必要。保険料は高くなる傾向
車検軽乗用車は、新車からの最初の車検が3年から2年に短くなる
私用での利用黒ナンバーのまま、ふだんの買い物などにも使える

よくある質問

家族の名義の車でも、届出できますか?

車検証の「使用者」が、届出をする本人になっている必要があります。名義が違う場合は、先に使用者の変更が必要です。ローンやリースの車は、所有者に確認してください。

副業でも、黒ナンバーは取れますか?

取れます。個人で1台から届出できます。ただし、講習や記録の義務は、副業でも同じように適用されます。

配達をやめるときは、どうすればいいですか?

運輸支局に事業の廃止を届け出て、ナンバープレートを自家用に戻します。任意保険も、あわせて切り替えます。

まとめ

黒ナンバーは、届出とナンバー交換の2段階で取得できます。時間がかかるのは、手続きそのものより、講習の受講と保険の切り替えです。配達を始めたい日から逆算して、早めに準備を始めてください。なお、制度は改正されることがあるので、最新の内容は運輸支局で確認してください。

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