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配達では、店と届け先で、1日に何十回も車両を止めます。「すぐ戻るから」と止めた場所が、通行のじゃまや違反になっていることがあります。この記事では、止める場所のルールとマナーを説明します。
この記事のポイント
- 短い時間でも、止めてはいけない場所がある
- バイクは、歩道に止めると駐車違反になる
- 離れるときは、短い時間でも必ず鍵をかける
目次
自転車を止めるときのルール
- 点字ブロックの上に止めない:目の不自由な人の通行を妨げます
- 店や建物の出入口をふさがない:人の出入りと、非常時の通路を確保します
- 歩道の真ん中に止めない:車いすやベビーカーが通れる幅を残します
- 放置禁止区域に注意する:駅前などでは、自治体が自転車の放置を禁止していることがあります。撤去されると、引き取りに費用と時間がかかります
店が駐輪場所を指定している場合は、そこに止めます。商業施設では、配達員用の駐輪場所が決められていることもあります。
原付・バイクを止めるときのルール
原付やバイクは、自転車と違って、道路交通法の駐車違反の対象です。
- 歩道に止めると、駐車違反になります
- 駐車禁止の標識がある道路では、短い時間でも違反になることがあります
- 交差点や横断歩道の近く、バス停の近くなどは、標識がなくても止められません
- 確認のステッカーを貼られると、反則金や放置違反金の対象になります
届け先の近くに止める場所がないときは、バイク用の駐車場を使うか、建物の管理人に止められる場所を聞きます。駐車場代は、配達のための経費にできます。
軽自動車で配達する場合
軽自動車は、止める場所を見つけるのがいちばん大変です。路上駐車は、違反になるだけでなく、ほかの車の通行を妨げます。コインパーキングや、建物の来客用の駐車スペースを使います。繁華街や駅前の配達が多いエリアでは、自転車やバイクのほうが向いています。
マンションや商業施設では
- 来客用・配達用の駐輪スペースがあれば、そこを使う
- 管理人や警備員がいる場合は、止める場所を聞く
- エントランスの正面や、スロープの前には止めない
- 「配達員の駐輪はこちら」といった案内があれば、必ず従う
盗難対策
- 離れるときは、数十秒でも必ず鍵をかける
- 人目のある明るい場所に止める
- 高価な自転車は、丈夫な鍵を使い、可能なら柱などの固定物につなぐ
- バッグの中に貴重品を入れたまま離れない
配達中の自転車の盗難は、実際に起きています。「すぐ戻るから大丈夫」が、いちばん危険です。
よくある質問
数分だけなら、どこに止めても大丈夫ですか?
大丈夫ではありません。点字ブロックの上や出入口の前は、短い時間でも人の通行を妨げます。バイクは、時間の長さにかかわらず、駐車違反になることがあります。
自転車を撤去されたら、どうなりますか?
自治体の保管場所に移されます。引き取るには、保管料と、本人確認の書類が必要です。場所と手続きは、自治体によって異なります。
駐車違反の反則金は、経費になりますか?
なりません。交通違反の反則金や罰金は、経費として認められません。
まとめ
止める場所のマナーは、配達員全体の印象に関わります。通行のじゃまにならない場所に、鍵をかけて止める。この基本を守りましょう。